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「ステンレス加工の難しさと対策|工具・溶接・錆のポイントを解説!

3月17日

読了時間:3分

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ステンレス加工はなぜ難しい?


新入社員

「イレイジーくん、ステンレス加工って難しいって聞いたんですけど、何が大変なんですか?」


イレイジーくん

「おお、ええ質問だな!ステンレスにも種類があるんだけど、例えば304ってやつは削りにくいんだよ。チップに切り粉がくっついたり、刃がすぐへたったりして、加工が大変なんだ。」


新入社員

「なるほど、刃がダメになりやすいんですね。」


イレイジーくん

「そうそう!だから、工具選びがめちゃくちゃ大事になってくるんだよ。」



ステンレス加工に適した工具とは?


新入社員

「じゃあ、ステンレス加工に向いてる工具ってどんなものなんですか?」


イレイジーくん

「まず、コーティングされたチップを選ぶのが基本だな!ポジティブ(ポジ)チップっていうのがあって、これが切れ味抜群なんだよ。」


新入社員

「ポジチップって何ですか?」


イレイジーくん

「簡単に言うと、刃先が鋭角になっていて、切削抵抗が少ないチップのこと。これを使えば加工しやすくなるぞ!」


新入社員

「なるほど!コーティングにも種類があるんですか?」


イレイジーくん

「おう!PVDコーティングとCVDコーティングがあって、PVDは膜が薄くて、CVDは膜が厚い。加工の内容によって使い分けるのがポイントだな!」



ステンレスの溶接は可能?


新入社員

「ステンレスの溶接ってできるんですか?」


イレイジーくん

「もちろんできるぞ!厚みがあるものは余熱をかけてやるのが一般的だけど、薄い板はアルゴン溶接の方がいいな。」


新入社員

「アルゴン溶接ですね、メモしておきます!」


ステンレスは本当に錆びない?


新入社員

「ステンレスって錆びないって思ってたんですけど、実は錆びることもあるって本当ですか?」


イレイジーくん

「おう、本当だぞ!ステンレスには鉄分が入ってる種類もあって、その鉄分が錆びることがあるんだ。」


新入社員

どんなステンレスが錆びやすいんですか?」


イレイジーくん

「フェライト系の440Cや430系は鉄分が多いから、錆びやすい傾向があるな。」



ステンレスの種類と特徴


新入社員

「ステンレスには色んな種類があるって聞いたんですけど、代表的なのはどんなものがありますか?」


イレイジーくん

「代表的なのは303、304、440Cあたりだな!304は一番よく使われるやつで、303は304を加工しやすく改良したやつ。440Cは熱処理ができて、めちゃくちゃ硬くなるのが特徴だ!」


新入社員

「なるほど、それぞれの特性を知っておくのが大事なんですね!」



まとめ


ステンレス加工は難しいと言われますが、適切な工具を選び、材料の特性を理解すれば、よりスムーズに作業を進めることができます。特に、ポジチップやコーティングの選定、適切な溶接方法を意識することが重要です。


イレイジーくん

「まあ、結局のところ、経験を積むのが一番大事ってことだな!がんばれよ!」






3月17日

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