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機械加工に必須!SS400とS45Cの違いとは?加工や溶接のポイントを解説!

3月17日

読了時間:2分

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イレイヌくん

SS400とS45Cは、機械加工や製造業の現場でよく使われる鉄鋼材料ですよね。先輩、SS400って加工しやすいって聞いたんですが、実際に加工するときの注意点ってありますか?


先輩

SS400は一般構造用鋼で、加工は普通にしやすい部類だね。でも、S45Cなんかと比べると、ちょっと回転を上げて加工しないと表面がざらつきやすいよ。



SS400とS45Cの違いを現場目線で解説


イレイヌくん

SS400とS45Cの違いって、現場で使う立場からするとどんな感じですか?


先輩

炭素量がS45Cのほうが多いから、削りやすいっていう特徴があるね。S45Cはサクサク削れる感じだけど、SS400は粘りがあって、ちょっと削りにくいって感じることもあるかな。


イレイヌくん

なるほど。じゃあ、SS400のほうが粘りがあって、S45Cはカッチリしてるってことですか?


先輩

そうそう。例えば、SS400は曲げ加工すると折れずにそのまま曲がるけど、S45Cは曲げると最終的にポキッと折れちゃうんだよね。



SS400の溶接のポイント


イレイヌくん

SS400を溶接するときに気をつけることってありますか?


先輩

SS400は普通の鋼材だから、特に難しいことはないよ。棒溶接でも半自動溶接でも問題なくできる。


イレイヌくん

じゃあ、S45Cは溶接できないんですか?


先輩

できることはできるけど、S45Cは炭素量が多いから、溶接するとその部分が硬くなって割れやすくなるんだよね。だから、溶接には注意が必要だよ。



SS400を精密加工するときのポイント


イレイヌくん

SS400を精密加工するときに気をつけることってありますか?


先輩

回転数が遅いと、表面がざらつくことがあるから注意したほうがいいね。


イレイヌくん

具体的にどれくらいの回転数がいいんですか?


先輩

旋盤の場合、だいたい180~250回転くらいかな。細い部品だともっと高くすることもあるけど、機械の性能にもよるね。あとは使うチップの種類で仕上がりを調整することもあるよ。



SS400の価格とコストメリット


イレイヌくん

SS400ってS45Cより安いんですか?


先輩

そうだね。S45Cに比べて、だいたい2割くらい安いイメージかな。コストを抑えたい場合はSS400を選ぶことが多いね。



まとめ


SS400とS45Cには、それぞれ特徴があります。


  • SS400 は粘りがあって曲げに強く、溶接もしやすい。コストも安い。

  • S45C は炭素量が多く、削りやすいが、硬くて折れやすい。溶接には注意が必要。


加工の目的に応じて適切な材料を選ぶことが重要ですね!






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