What is SK4 Tool Steel?
SK4とは?
SK5とは?|特徴・用途・加工性をわかりやすく解説
SK5の概要
SK5(エスケー5)とは、JIS G 4401に規定される炭素工具鋼の中でも、最も炭素含有量が高い鋼種の一つです。「SK」は Steel for Tool(工具鋼)を意味し、「5」は**炭素含有量がおよそ1.1~1.2%**であることを示しています。
非常に高い硬度と耐摩耗性を持ち、切れ味を最優先する刃物・工具用途に使用されます。
SK5の主な特徴
SK5は、硬度を最大限に引き出せる炭素工具鋼です。
焼入れ後の硬度が非常に高い
優れた耐摩耗性
切れ味が長く持続する
靭性が低く、欠けや割れが起きやすい
衝撃の少ない用途向けの材料です。
化学成分と機械的性質
SK5は、極めて炭素量が高い鋼材です。
炭素(C):1.10~1.20%
焼入れ後硬度:HRC 62~65程度
適切な焼戻しを行うことで、硬度と耐久性のバランスを調整します。
SK5の主な用途
SK5は、以下のような用途で使用されます。
刃物、ナイフ
カッター、せん断刃
プレス用刃
農 機具刃物、手工具
摩耗よりも切れ味が重視される場面に適しています。
SK5の加工性
切削加工焼なまし状態での切削は可能ですが、硬度が高いため工具摩耗が早くなります。
熱処理焼入れ・焼戻しが必須で、温度管理を誤ると割れや反りが発生しやすくなります。
溶接炭素量が非常に高いため、溶接は基本的に不向きです。
SK5と他鋼種の違い
鋼種 | 特徴 | 主な用途 |
SK3 | 工具鋼 | 一般刃物 |
SK4 | 高硬度 | 高耐摩耗刃 |
SK5 | 最高硬度 | 切れ味最優先刃 |
最高レベルの硬度と切れ味が必要な場合にSK5が選定されます。
使用時の注意点
焼入れ割れ・欠けが発生しやすい
衝撃や曲げには非常に弱い
熱処理管理が性能を大きく左右する
まとめ
SK5は、炭素工具鋼の中でも最高クラスの硬度と耐摩耗性を持つ鋼材です。切れ味を最優先し、工具としての性能を最大限引き出したい場合に適しています。
一方で、靭性が低いため、使用環境や設計条件を十分に考慮した材料選定が重要です。
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