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What is SK3 Tool Steel?

SK3 とは?

SK3とは?|特徴・用途・加工性をわかりやすく解説


SK3の概要

SK3(エスケー3)とは、JIS G 4401に規定される炭素工具鋼の一種です。「SK」は Steel for Tool(工具鋼)を意味し、「3」は炭素含有量がおよそ1.0%前後であることを示しています。

高い硬度と耐摩耗性を持ち、刃物・金型・工具用途に広く使用される鋼材です。


SK3の主な特徴

SK3は、切れ味と硬さを重視する工具鋼です。

  • 焼入れによる高硬度化が可能

  • 優れた耐摩耗性

  • 比較的安価な工具鋼

  • 靭性は低く、割れやすい

衝撃の少ない工具や刃物に適しています。


化学成分と機械的性質

SK3は、炭素量が非常に高い鋼材です。

  • 炭素(C):0.90~1.00%

  • 焼入れ後硬度:HRC 60~63程度

焼入れ後は非常に硬くなりますが、その分、衝撃には弱くなります。


SK3の主な用途

SK3は、以下のような用途で使用されます。

  • 各種刃物、カッター

  • プレス用型板

  • ゲージ、定規

  • 木工工具、手工具

切れ味や耐摩耗性が重要な用途に適しています。


SK3の加工性

切削加工焼なまし状態では加工可能ですが、焼入れ後は非常に硬く、研削加工が前提となります。

熱処理焼入れ・焼戻しが必須で、硬度と靭性のバランスを取ることが重要です。

溶接炭素量が非常に高いため、溶接は基本的に不向きです。


SK3と他鋼種の違い

鋼種

特徴

主な用途

S55C

高炭素鋼

機械部品

SK3

工具鋼

刃物・型

SKD11

合金工具鋼

高耐久金型

切れ味・硬度重視の場合にSK3が選定されます。


使用時の注意点

  • 焼入れ割れのリスクが高い

  • 衝撃荷重には不向き

  • 熱処理管理が品質を左右する


まとめ

SK3は、高硬度と優れた耐摩耗性を持つ炭素工具鋼です。コストを抑えながら、刃物や工具としての性能を確保したい場合に適しています。

一方で、靭性や耐衝撃性は低いため、使用条件を十分に考慮した材料選定が重要です。

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