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Cast Iron

鋳鉄 とは?

鋳鉄とは?

鋳鉄(ちゅうてつ)とは、炭素(C)を約2.0〜4.0%程度多く含む鉄系材料で、溶かして型に流し込む「鋳造」に適した材料です。形状自由度が高く、振動吸収性・被削性・コスト面に優れることから、機械構造部品や産業機械のベース部品に広く使われています。


鋳鉄の特徴

  • 鋳造性が非常に良い溶湯の流動性が高く、複雑形状を一体成形できる。

  • 振動吸収性が高い黒鉛(グラファイト)を含むため、振動・騒音を抑制。

  • 被削性が良好切削時に切りくずが分断されやすく加工しやすい。

  • 引張強さ・靭性は低め鋼材に比べ、衝撃や曲げには弱い。

  • 圧縮強度に強い押し潰す力には非常に強い特性を持つ。


鋳鉄の主な種類

① ねずみ鋳鉄(FC)

  • 黒鉛が片状

  • 振動吸収性・被削性が非常に良い

  • 例:FC200、FC250


② ダクタイル鋳鉄(球状黒鉛鋳鉄/FCD)

  • 黒鉛が球状

  • 強度・靭性が高く、鋼に近い特性

  • 例:FCD450、FCD600


③ 可鍛鋳鉄

  • 白鋳鉄を熱処理して靭性を付与

  • 現在は使用頻度は少なめ


主な用途

  • 工作機械のベッド・コラム

  • エンジンブロック

  • ポンプ・バルブ部品

  • フライホイール

  • 歯車・プーリー

  • 産業機械フレーム


加工性・使用時の注意

  • 切削加工:非常に良好(工具寿命も比較的長い)

  • 溶接性:悪い(割れやすく、原則非推奨)

  • 熱処理:鋼ほどの強度向上は期待できない

  • 防錆:表面塗装・防錆処理が前提

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