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Self-Tapping Screw
タッピングネジとは?
タッピングネジとは?|下穴にねじ山を成形して固定する自己形成ねじ
タッピングネジとは、下穴を開けた母材にねじ込むことで、自らねじ山を形成しながら固定できるネジです。あらかじめタップ加工(雌ねじ加工)を行う必要がなく、組立工数の削減と作業性向上を目的として、金属・樹脂・薄板など幅広い材料で使用されています。
タッピングネジの役割
タッピングネジは、次の役割を担います。
下穴に直接ねじ山を形成
部品同士の固定・保持
組立工程の簡略化
作業時間・コスト削減
「タップ加工を省略して締結する」ことが最大の特徴です。
タッピングネジの基本構造
ねじ先:先端が鋭い 、または切り欠き形状
ねじ山:通常ネジより角度・形状が特殊
頭部:なべ頭、皿頭、トラス頭など
ねじ込み時に、母材を削る/塑性変形させることで雌ねじを作り出します。
タッピングネジの主な種類
タイプA(旧JIS)
樹脂・薄板向き
比較的粗いねじ山
タイプB
金属薄板向き
保持力が高い
タイプC
先端が切削形状
ねじ込み抵抗が小さい
タップタイト(ねじ成形ねじ)
切削せず塑性変形で成形
切粉が出ない
締結強度が高い
用途・母材に応じて選定します。
タッピングネジの特徴
タップ加工不要
工程削減
加工設備が簡素
作業性が高い
電動ドライバーで施工可能
現場組立に向く
薄板・樹脂に適する
ナットが使えない箇所でも固定可能
タッピングネジのメリット
組立コスト削減
工程短縮
部品点数削減(ナット不要)
現場施工が容易
タッピングネジのデメリット・注意点
繰返し脱着に弱い
下穴径管理が重要
過締結で母材破損の恐れ
高荷重・高精度用途には不向き
恒久固定・高信頼締結にはボルト+ナットやタップ加工が適します。
タッピングネジとボルトの違い
タッピングネジ・自己ねじ形成・薄板・樹脂向き・量産・簡易固定
ボルト+ナット・既成ねじ使用・高強度・高信頼
用途で明確に使い分けます。
材質・表面処理
炭素鋼
ステンレス鋼
表面処理例:
ユニクロ
クロメート
黒皮
耐食性・屋内外条件で選定します。
タッピングネジの主な用途
家電製品
OA機器
自動化設備のカバー固定
制御盤・筐体
樹脂部品の組立
量産・省工程が求められる分野の定番ネジです。
使用時の注意点
下穴径の厳守
適正トルクで締結
繰返し脱着の可否確認
