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Parasolid Geometric Modeling Kernel

Parasolid とは?

Parasolidとは?|高精度な3Dソリッドを支える幾何カーネル


Parasolid(パラソリッド)とは、3D CADの内部でソリッド形状を正確に定義・計算するための幾何カーネルです。多くの3D CAD/CAMが採用しており、形状の正確さ・安定性・互換性を支える中核技術として使われています。開発元は Siemens です。


Parasolidの役割

Parasolidは、次の処理を担います。

  • ソリッド/サーフェス形状の定義

  • フィレット(R)・ブーリアン演算の計算

  • 面の連続性・トポロジー管理

  • 幾何誤差の抑制

  • CAD/CAMでの安定した形状認識

「見た目」ではなく「形状の正しさ」を担保するエンジンです。


なぜParasolidが重要なのか

Parasolidが重要視される理由は明確です。

  • ソリッド品質が高く、加工トラブルが少ない

  • 面の破綻や隙間が出にくい

  • CAMでのツールパス生成が安定

  • 異なるソフト間でも形状再現性が高い

  • 長期運用でもデータ互換性が保たれる

加工現場に直結する「データの信頼性」を高めます。


ParasolidとSTEP/IGESの関係

  • ParasolidCAD内部の形状定義カーネル(中身)

  • STEP3D形状を受け渡すための標準ファイル形式

  • IGES主にサーフェス中心の旧来形式

ParasolidベースのCAD同士では、STEP経由でも形状崩れが起きにくい傾向があります。


ParasolidベースCADの特徴(共通点)

Parasolidを採用するCADには、次の傾向があります。

  • ソリッド主体の設計に強い

  • フィレット・面接続が安定

  • CAM連携がスムーズ

  • 加工用データの修正が少ない

「そのまま加工に流せる」確率が高いのが特長です。


Parasolidが加工品質に与える影響

Parasolid品質の良いデータは、

  • CAMエラーが少ない

  • 面の欠損・隙間が出にくい

  • 不要な手直しが減る

  • 加工時間の見積精度が向上

結果として、リードタイム短縮・コスト低減につながります。


Parasolidデータ受け渡し時の注意点

  • カーネルバージョン差による互換性

  • 単位(mm / inch)の確認

  • サーフェスではなくソリッドでの受け渡し

  • 最新データの共有

特に外注加工では、STEP+補足指示の併用が安全です。


Parasolidが向いている加工

  • マシニング加工

  • 5軸加工

  • 金型加工

  • 複雑形状部品

  • 図面レス/3Dデータ加工


まとめ

Parasolidは、3D CADの中核として形状の正確性と安定性を支える幾何カーネルです。見えない存在ですが、加工トラブルの少なさ・CAM連携のしやすさに直結します。

3Dデータ加工や図面レス運用を進めるうえで、Parasolid品質の高いデータ運用は、大きな武器になります。

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