Optical Measuring Machine
画像測定機とは?
画像測定機とは?|非接触で寸法・形状を高速測定できる検査装置
画像測定機とは、カメラ(CCD・CMOS)と画像処理技術を用いて、製品の寸法や形状を非接触で測定する検 査装置です。測定対象に触れることなく、輪郭・穴径・位置関係などを短時間で測定できるため、量産部品・微細部品・外観品質管理の分野で広く活用されています。
画像測定機の役割
画像測定機は、次のような役割を担います。
非接触での寸法測定
輪郭・形状の自動測定
位置関係・ピッチ測定
外観検査との併用
量産検査の効率化
「速く・安定して測る」ことに特化した検査装置です。
画像測定機で測定できる主な項目
外形寸法・輪郭形状
穴径・溝幅
ピッチ・位置関係
角度
面取り形状(C面・R 面)
一部の幾何公差(位置度など)
平面形状・輪郭寸法の測定が得意分野です。
画像測定機の測定方式
2D画像測定
上方カメラで輪郭を測定
高速・高効率
平面寸法向け
2.5D画像測定
Z方向(高さ)を加味
簡易的な立体測定が可能
光学式(テレセントリックレンズ)
歪みの少ない高精度測定
精密部品向け
用途に応じて構成が異なります。
画像測定機のメリット
非接触のため製品を傷つけない
測定スピードが速い
オペレーター差が出にくい
自動測定・繰り返し測定が容易
量産検査に向いている
検査工数の大幅削減につながります。
画像測定機のデメリット・注意点
立体形状・深さ測定は不得意
表面反射・色に影響されやすい
測定条件(照明設定)が重要
三次元測定機ほどの万能性はない
用途を限定して使うことが重要です。
画像測定機が使われる主な場面
小物精密部品の量産検査
プレス・板金部品
樹脂成形品
打ち抜き・レーザー加工品
外観+寸法の同時検査
検査スピードが求められる工程で効果を発揮します。
画像測定機と三次元測定機の違い
画像測定機非接触・高速平面寸法・量産向け
三次元測定機接触式が主立体形状・幾何公差向け
両者は競合ではなく使い分けが基本です。
画像測定機を活かす実務ポイント
測定基準(基準面・基準点)の明確化
照明条件の最適化
測定プログラムの標準化
全数検査/抜取検査の切り分け
検査成績書フォーマットの統一
「何を測るか」を明確にすることが重要です。
画像測定機と品質マネジメント
画像測定機は、次の取り組みと相性が良好です。
検査成績書
トレーサビリティ
ISO9001
量産品質管理
自動検査・省人化
品質の安定と検査効率向上を同時に実現します。
まとめ
画像測定機は、非接触・高速・安定した寸法測定を可能にする検査装置です。特に量産部品や微細部品の検査において、検査工数削減と品質安定に大きく貢献します。
三次元測定機と適切に使い分けることで、検査工程全体の最適化が可能になります。
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