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Neat Cutting Oil

不水溶性切削油とは?

不水溶性切削油とは?|潤滑性能を重視した仕上げ・難加工向け切削油


不水溶性切削油とは、水で希釈せず原液のまま使用する油性タイプの切削油です。高い潤滑性能を活かし、旋盤加工・ねじ切り・仕上げ加工・難削材加工などで使用されます。加工面品位を重視する工程では、現在も欠かせない切削油です。


不水溶性切削油の主な役割

不水溶性切削油は、以下の役割を担います。

  • 潤滑:摩擦を大幅に低減

  • 焼き付き防止:刃先保護

  • 加工面品位の向上

  • 工具寿命の安定化

  • ねじ山・仕上げ面の保護

冷却よりも、潤滑性能を最優先するのが特徴です。


不水溶性切削油が使われる理由

不水溶性切削油が選ばれる理由は明確です。

  • ねじ切り・タップ加工に強い

  • 仕上げ面がきれいに出やすい

  • 焼き付き・溶着を防止

  • 難削材に対応しやすい

  • 条件変動に比較的強い

「失敗できない加工」ほど採用されやすい切削油です。


不水溶性切削油の種類

鉱物油系

  • コストが比較的低い

  • 汎用用途向け

合成油系

  • 潤滑性能が高い

  • 難削材・高精度加工向け

極圧添加剤入り

  • 硫黄・塩素・リン系添加剤

  • 重切削・ねじ切り向け

加工内容に応じた適切な油種選定が必須です。


不水溶性切削油が加工品質に与える影響

適切な不水溶性切削油を使うことで、

  • 加工面粗さの改善

  • 寸法安定性向上

  • 工具欠け・摩耗の抑制

  • ねじ山精度の安定

が期待できます。


不水溶性切削油使用時の注意点

  • 冷却性能は水溶性より低い

  • ミスト・臭気対策が必要

  • 作業環境の清掃性に注意

  • 引火性・安全管理

  • 廃油処理・環境規制対応

安全・環境面への配慮が重要です。


不水溶性切削油の供給方法

  • 手差し給油

  • ドリップ給油

  • ミスト給油

必要量をピンポイントで供給するのが基本です。


図面・工程設計時の実務ポイント

  • 仕上げ面・ねじ精度要求の明確化

  • 難削材の有無

  • 水溶性との工程分離検討

  • 作業環境・安全対策

工程設計では、不水溶性切削油前提の加工工程を明確にすることが重要です。


不水溶性切削油が特に有効な加工

  • 旋盤仕上げ加工

  • ねじ切り・タップ加工

  • ブローチ加工

  • 難削材加工

  • 手動・汎用加工


まとめ

不水溶性切削油は、潤滑性能を最重視した切削油であり、仕上げ精度・ねじ精度・加工安定性を求める工程で大きな効果を発揮します。

水溶性切削油と適切に使い分けることで、加工品質と作業環境の最適化が可能になります。

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