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KANIGEN Nickel Plating Process

カニゼンメッキとは?

カニゼンメッキとは?|高耐食・高硬度を実現する無電解ニッケルメッキの代表例

カニゼンメッキとは、無電解ニッケルメッキの一種で、特に品質安定性と実績で知られる表面処理です。正式には「無電解ニッケル‐リンメッキ」ですが、カニゼン(KANIGEN)という名称は、工業分野では高信頼な無電解ニッケルメッキの代名詞として広く使われています。

均一な膜厚、優れた耐食性・耐摩耗性を兼ね備え、精密部品から機能部品まで幅広く採用されています。


カニゼンメッキの特徴

カニゼンメッキの最大の特長は、形状に左右されない均一な皮膜形成です。

  • 複雑形状でも膜厚が均一

  • 高い耐食性・防錆性

  • 表面硬度が高く摩耗に強い

  • 寸法安定性に優れる

電気を使わないため、内径・溝・ねじ部などでも品質が安定します。


カニゼンメッキで得られる主な効果

カニゼンメッキ処理により、以下の効果が得られます。

  • 錆・腐食の防止

  • 摺動部の摩耗低減

  • 表面硬度の向上

  • 表面平滑性の向上

精度部品や長寿命が求められる部品に適しています。


カニゼンメッキの皮膜特性(目安)

  • 皮膜厚:5〜30μm程度

  • 表面硬度:HV500前後

  • 熱処理後硬度:HV800以上も可能

  • 外観:銀白色〜やや黄味

※リン含有量や処理条件により特性は変化します。


カニゼンメッキが向いている材料

カニゼンメッキは、以下の材料で多用されます。

  • 炭素鋼・合金鋼

  • ステンレス鋼

  • アルミ合金(前処理が重要)

  • 銅・銅合金

材質ごとの下地処理品質が、仕上がりを大きく左右します。


カニゼンメッキと電解ニッケルメッキの違い

  • カニゼンメッキ(無電解)均一膜厚・精密部品・複雑形状向け

  • 電解ニッケルメッキコスト重視・外観用途向け

嵌合部や内径部では、カニゼンメッキが有利です。


カニゼンメッキ処理時の注意点

カニゼンメッキでは、以下の点に注意が必要です。

  • 膜厚分の寸法増加

  • 熱処理有無による硬度変化

  • アルミ材では前処理条件の影響が大きい

公差設計と使用環境の明確化が重要です。


カニゼンメッキの主な用途

  • 精密機械部品

  • 摺動部品・シャフト

  • 金型・治具部品

  • 半導体・電子部品

  • 化学装置・耐食部品

高信頼性が求められる分野で広く使用されています。


まとめ

カニゼンメッキは、均一膜厚・高耐食性・高耐摩耗性を兼ね備えた無電解ニッケルメッキの代表的な表面処理です。精度・耐久性・品質安定性を重視する部品において、非常に実績と信頼性の高い選択肢といえます。

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