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Inconel 718 / Alloy 718 (UNS N07718): The Aerospace Standard

Inconel 718 とは?

Inconel 718とは?|高強度・耐クリープ性に優れたニッケル基超耐熱合金

Inconel 718(インコネル718)は、**ニッケル(Ni)を主成分にクロム(Cr)、鉄(Fe)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)**などを添加したニッケル基超耐熱合金です。析出硬化型合金として、高温下でも非常に高い強度と耐クリープ性を発揮することから、航空・宇宙分野を中心に最も使用実績の多いインコネル材種です。


Inconel 718の特徴

Inconel 718の最大の特徴は、高温環境での強度維持能力です。

  • 700℃前後まで高い強度を保持

  • 耐クリープ性・耐疲労性に優れる

  • 高温酸化に強い

  • 非磁性で安定した材料特性

高温・高応力が同時にかかる用途に最適です。


Inconel 718の性質

Inconel 718は、析出硬化型ニッケル基合金で、溶体化処理と時効処理によって非常に高い強度を得ます。この熱処理特性により、複雑形状部品でも最終的に高強度化が可能です。

一方で、以下の点には注意が必要です。

  • 非常に硬く、難削材

  • 加工硬化しやすい

  • 材料コストが高い

加工・熱処理には高度な管理が求められます。


Inconel 718と他インコネル材との違い

  • Inconel 600耐食・耐酸化性重視

  • Inconel 625耐食性と強度のバランス型

  • Inconel 718高強度・耐クリープ性最優先

高温高応力環境では、718が第一選択となるケースが多くあります。


Inconel 718の加工時の注意点

Inconel 718は代表的な難削材です。

  • 低速・高剛性条件での切削

  • 工具摩耗・発熱対策が必須

  • 加工硬化を避ける加工手順が重要

溶接は可能ですが、溶接後の適切な熱処理管理が不可欠です。


Inconel 718の主な用途

  • 航空機エンジン部品

  • ロケット・宇宙機器部品

  • ガスタービン

  • 発電設備

  • 高温高圧機械部品

極限環境での信頼性が求められる分野で使用されています。


まとめ

Inconel 718は、ニッケル基超耐熱合金の中でも最も高い実績を持つ高強度材です。加工難易度やコストは高いものの、高温・高応力・長寿命を最優先する用途では、他材料では代替できない性能を発揮します。

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