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Hex Socket Head Cap Screw

キャップボルト とは?

キャップボルトとは?|高強度・省スペースを実現する機械用ボルトの定番


キャップボルトとは、頭部に六角穴(六角レンチ用)を持つ高強度ボルトで、正式には「六角穴付きボルト」と呼ばれます。機械業界では一般的にキャップボルトという名称で使われており、工作機械・産業装置・治具・ロボットなどで最も多用される締結部品の一つです。


キャップボルトの役割

キャップボルトは、次の役割を担います。

  • 部品同士を強固に締結

  • 高い軸力による剛性確保

  • 振動・衝撃に耐える締結

  • 省スペース設計の実現

「狭い場所でも強く、確実に締結できる」ことが最大の特長です。


キャップボルトの基本構造

  • 頭部:円筒形(内部に六角穴)

  • ねじ部:メートルねじが主流

  • 首下長さ:用途に応じて選定

  • 材質・強度区分:用途別に選択

六角レンチやトルクレンチを上方向から差し込んで締結します。


キャップボルトの特徴

高い締結力

  • 高強度区分(例:12.9)が多い

  • 高トルク締結が可能

省スペース性

  • 頭部外周に工具スペース不要

  • 機械内部・狭所で有利

見た目がすっきり

  • 突起が少なく安全

  • 機械外観が整う


キャップボルトのメリット

  • 高い軸力が得られる

  • 締結作業が安定しやすい

  • 工具が滑りにくい

  • 機械設計の自由度が高い


キャップボルトのデメリット・注意点

  • 六角穴がなめやすい

  • 切粉・異物が穴に詰まると作業性低下

  • 六角ボルトよりコストが高い場合あり

工具サイズの適合と確実な差し込みが非常に重要です。


キャップボルトと六角ボルトの違い

  • キャップボルト・上から締結・省スペース・機械・装置向き

  • 六角ボルト・側面から締結・屋外・構造物向き・締結状態を目視確認しやすい

用途・作業環境で使い分けます。


キャップボルトの主な種類

標準キャップボルト

  • 最も一般的

  • 機械全般で使用

低頭キャップボルト

  • 頭部高さが低い

  • さらなる省スペース化

ボタンキャップボルト

  • 頭部が丸い

  • 安全性・外観重視


材質・強度区分

  • 炭素鋼(強度区分:12.9 など)

  • ステンレス鋼(耐食性重視)

  • 表面処理:黒皮、メッキ、酸洗い など

必要な締結力・耐食性・使用環境に応じて選定します。


キャップボルトの主な用途

  • 工作機械

  • 産業機械

  • 自動化・省力化装置

  • 治具・検査装置

  • ロボット・精密機器

高精度・高剛性が求められる箇所の定番ボルトです。


使用時の注意点

  • 正しい六角レンチサイズを使用

  • レンチを奥まで確実に差し込む

  • 締結トルク管理(過締結防止)

  • ワッシャー・緩み止めの併用検討

特に重要なのは、六角穴なめ防止とトルク管理です。


よくあるトラブル

  • 六角穴のなめ

  • 締結不足による緩み

  • 過締結によるボルト破断

  • 工具サイズ違いによる損傷

多くは、工具管理・締結管理の不備が原因です。


まとめ

キャップボルトは、高い締結力・省スペース性・作業性を兼ね備えた、機械装置に欠かせない締結部品です。一方で、工具選定や締結トルクを誤るとトラブルが発生しやすい側面もあります。

使用条件・締結条件を正しく把握し、適切な種類・材質・締結方法を選定することが、装置の信頼性と長寿命につながります。

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