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Hard Chrome Plating Process

硬質クロムメッキ とは?

硬質クロムメッキとは?|高硬度・耐摩耗性に優れた機能重視の表面処理

硬質クロムメッキとは、工業用途向けに厚膜で施すクロム電解メッキです。装飾クロムと異なり、耐摩耗性・耐焼付き性・耐食性を主目的としており、摺動部や高負荷部品で広く使用されています。

シャフトやロッド、金型部品など、過酷な使用環境に耐える機能部品で定番の表面処理です。


硬質クロムメッキの特徴

硬質クロムメッキの最大の特長は、非常に高い表面硬度と耐摩耗性です。

  • 表面硬度が非常に高い

  • 摩耗・擦れ・焼付きに強い

  • 低摩擦で摺動性が良い

  • 耐食性・耐熱性に優れる

長寿命化とメンテナンス頻度の低減に効果があります。


硬質クロムメッキで得られる主な効果

硬質クロムメッキ処理により、以下の効果が得られます。

  • 摺動摩耗の抑制

  • 表面硬度の大幅向上

  • 焼付き・かじり防止

  • 寸法復元・肉盛り補修

摩耗した部品の再生・補修用途にも有効です。


硬質クロムメッキの皮膜特性(目安)

  • 皮膜厚:10〜50μm程度(用途により100μm以上も可)

  • 表面硬度:HV800〜1000程度

  • 外観:銀白色・光沢あり

※処理条件や後処理(研磨)により特性は変化します。


硬質クロムメッキが向いている材料

硬質クロムメッキは、以下の材料で多用されます。

  • 炭素鋼・合金鋼

  • ステンレス鋼

  • 鋳鉄

アルミ材への直接施工は困難で、下地処理が必要となります。


硬質クロムメッキと無電解ニッケルメッキの違い

  • 硬質クロムメッキ最高レベルの硬度・耐摩耗性・摺動用途向け

  • 無電解ニッケルメッキ均一膜厚・耐食性・精密部品向け

摺動・耐摩耗重視なら硬質クロムが選ばれます。


硬質クロムメッキ処理時の注意点

硬質クロムメッキでは、以下の点に注意が必要です。

  • 膜厚ムラが出やすい

  • クラック(微細亀裂)が発生する場合がある

  • 環境規制への対応が必要

研磨仕上げ・公差設計・代替処理検討が重要です。


硬質クロムメッキの主な用途

  • シャフト・ロッド

  • 油圧・空圧シリンダー

  • 金型・治具部品

  • 搬送装置部品

  • 摩耗対策部品

耐久性が要求される分野で長年使用されています。


まとめ

硬質クロムメッキは、非常に高い硬度と耐摩耗性を付与できる、機能特化型の表面処理です。摺動部や高負荷部品において、部品寿命の大幅な延長と安定稼働を実現できる、信頼性の高い処理といえます。

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