Electroplated Gold
金メッキとは?
金メッキとは?|高い導電性と耐食性を備えた高信頼表面処理
金メッキとは、金(Au)を金属表面に被覆するメッキ処理です。金は酸化・腐食しにくく、安定した電気特性と高い信頼性を持つため、電子部品や精密機器分野で広く使用されています。
装飾用途だけでなく、機能性重視の表面処理として重要な位置づけです。
金メッキの特徴
金メッキの最大の特長は、耐食性・導電性・接触信頼性の高さです。
酸化しにくく長期安定
電気抵抗が低い
接触抵抗が安定
はんだ付け性に優れる
微小電流・高信頼接点で特に効果を発揮します。
金メッキで得られる主な効果
金メッキ処理により、以下の効果が得られます。
腐食・変色防止
接点信頼性の向上
電気特性の安定化
外観品質の向上
機能と外観を同時に満たせます。
金メッキの種類
用途に応じて、以下のタイプがあります。
電解金メッキ厚膜対応・装飾/機能用途
無電解金メッキ(ENIGなど)均一膜厚・電子基板向け
硬質金メッキ耐摩耗・接点用途
軟質金メッキワイヤーボンディング向け
目的に応じた選定が重要です。
金メッキの皮膜特性(目安)
皮膜厚:0.05〜5μm程度(用途による)
硬度:軟質金:HV60前後 硬質金:HV130〜200程度
外観:金色(明度は条件で変化)
金メッキが向いている材料
金メッキは、以下の材料に施工されます。
銅・銅合金
真鍮
ニッケル下地材
電子基板
通常はニッケル下地メッキを施した上に金メッキを行います。
金メッキと他メッキとの違い
金メッキ導電性・耐食性・信頼性重視
ニッケルメッキ耐摩耗・下地用途
銀メッキ高導電だが変色しやすい
信頼性要求が高い場合、金メッキが選ばれます。
金メッキ処理時の注意点
金メッキでは、以下の点に注意が必要です。
材料コストが高い
膜厚指定の明確化が必要
摩耗用途では硬質金の選定が重要
用途・膜厚・下地構成の指定が品質を左右します。
金メッキの主な用途
電子部品・コネクタ
接点・端子部品
半導体関連部品
医療・精密機器部品
高信頼装置部品
長期安定性が求められる分野で使用されています。
まとめ
金メッキは、耐食性・導電性・接触信頼性に優れた高機能な表面処理です。コストは高めですが、信頼性が最優先される部品において、非常に価値の高い処理といえます。
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