Cotter Pin
割りピンとは?
割りピンとは?|ナットやピンの脱落を防止する安全用ピン
割りピンとは、中央で二股に分かれた金属製のピンで、ナット・ボルト・シャフトなどに設けた穴へ通し、先端を折り曲げて脱落を防止する安全用部品です。締結力を生む部品ではなく、緩み止め・抜け止め専用として使用されます。
割りピンの役割
割りピンは、次の役割を担います。
ナット・ボルトの緩み止め
シャフト・ピンの抜け止め
二重安全(フェイルセーフ)
点検時の視認性確保
「外れないようにするための最後の保険」として使われます。
割りピンの基本構造
形状:二股状(金属線材)
取付方法:穴に通して先端を折り曲げ
材質:鋼・ステンレスなど
規格:径・全長が規格化
折り曲げることで、機械的に抜けなくする構造になっています。
割りピンの特徴
非常に高い安全性
緩んでも脱落しない
視認性が高い
構造がシンプル
加工不要(穴のみ)
低コスト
確実性重視
振動環境でも有効
割りピンのメリット
構造が単純で確実
コストが低い
見た目で確認できる
高振動環境でも安心
割りピンのデメリット・注意点
再使用不可が原則
着脱に手間がかかる
見た目がスマートではない
自動組立には不向き
メンテナンス前提の安全部位向けです。
割りピンと他の緩み止めの違い
割りピン・物理的に脱落防止・確実性最優先
ナイロンナット/緩み止めナット・摩擦による緩み防止・繰返し使用可
安全性重視なら割りピンが選ばれます。
材質・表面処理
炭素鋼
ステンレス鋼
表面処理例:
亜鉛メッキ
ユニクロ
耐食性・屋内外条件に応じて選定します。
割りピンの主な用途
キャッスルナットの脱落防止
車両・建機部品
産業機械の安全部位
農機具・搬送装置
回転部・可動部
人命・設備安全に関わる箇所で定番です。
使用時の注意点
規定径の穴加工
適正サイズの選定
先端の確実な折り曲げ
再使用しない
特に、折り曲げ不足は脱落事故の原因になります。
よくあるトラブル
サイズ不適合
折り曲げ不足
再使用による破断
腐食による折損
多くは、基本ルール無視・再使用が原因です。
まとめ
割りピンは、非常にシンプルながら、最も確実な脱落防止手段の一つです。外観や作業性よりも、「絶対に外れてはいけない」安全重視の場面で力を発揮します。
用途・点検頻度・安全レベルを整理し、他の緩み止め方式と正しく使い分けることが、事故防止と設備信頼性の向上につながります。
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