Commercially Pure (CP) Titanium (Grades 1, 2, 3, and 4)
純チタンとは?
純チタンとは?|耐食性と安全性に優れたチタン材料
純チタンは、合金元素をほとんど含まない高純度のチタン材です。チタン本来の特性である非常に高い耐食性・軽量性・非磁性を最大限に活かせる材料として、化学・医療・海洋分野を中心に使用されています。
JIS規格では、**TP270(1種)〜TP340(4種)**に分類され、強度や加工性の違いによって使い分けられます。
純チタンの特徴
純チタンの最大の特徴は、極めて優れた耐食性です。
海水・塩分環境に非常に強い
酸・アルカリにも高い耐性
錆びにくく、長期使用に向く
非磁性・金属アレルギーを起こしにくい
特に耐食性については、ステンレス鋼を上回るケースも多く、腐食環境下での信頼性が高い材料です。
純チタンの性質
純チタンは、チタン合金に比べて強度は低めですが、その分延性・靭性に優れ、成形性が良好です。また、表面に形成される不動態皮膜により、自然環境下で高い耐久性を発揮します。
一方で、以下の点には注意が必要です。
熱伝導率が低く、加工時に発熱しやすい
切削加工は難易度が高い
材料コストが高め
純チタンとチタン合金の違い
純チタン耐食性・成形性・安全性重視
チタン合金(Ti-6Al-4Vなど)高強度・耐疲労性重視
耐食環境や人体接触用途では純チタン、構造強度が求められる用途ではチタン合金が選定されます。
純チタンの加工時の注意点
純チタンは難削材に分類され、切削加工では工具摩耗と発熱対策が重要です。切削条件を抑え、十分な冷却を行うことで加工安定性が向上します。
溶接は可能ですが、酸化を防ぐため**不活性ガス管理(アルゴンなど)**が不可欠です。
純チタンの主な用途
化学プラント部品
熱交換器
海洋・海水関連部品
医療機器・インプラント
食品・医薬品設備部品
耐食性・安全性・信頼性が求められる分野で使用されています。
まとめ
純チタンは、チタン本来の耐食性と安全性を最大限に活かせる高機能材料です。強度よりも耐食性・長寿命・人体適合性を重視する用途において、非常に価値の高い材料といえます。
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