Chromate Conversion Coating
クロメート とは?
クロメートとは?|亜鉛メッキの防錆性能を高める後処理
クロメートとは、亜鉛メッキ後に施す化成処理で、亜鉛皮膜の表面にクロム化合物の保護皮膜を形成し、防錆性能を向上させる表面処理です。白錆の発生を抑え、耐食性と外観安定性を高める目的で、長年にわたり幅広い分野で使用されてきました。
現在は環境規制への対応として、三価クロム系クロメートが主流となっています。
クロメートの特徴
クロメートの最大の特長は、亜鉛メッキの防錆寿命を大きく延ばせる点です。
白錆の発生を抑制
皮膜に自己修復性がある(種類による)
外観品質が安定しやすい
低コストで効果が高い
亜鉛メッキ単体では不足しがちな耐食性を補います。
クロメートで得られる主な効果
クロメート処理により、以下の効果が得られます。
耐食性の向上
白錆防止
表面保護性能の付与
外観ムラの抑制
防錆処理として、実用性の高い後処理です。
クロメートの主な種類
クロメートは、使用するクロムの状態により分類されます。
三価クロムクロメート環境対応型・現在の主流
六価クロムクロメート高耐食だが環境規制対象
また、外観によって以下の呼び方もあります。
白クロメート(銀白色)
有色クロメート(淡黄色〜虹色)
黒クロメート(黒色)
用途や意匠により使い分けられます。
クロ メートとユニクロの関係
一般に「ユニクロ」と呼ばれる処理は、電気亜鉛メッキ+三価クロムクロメートの組み合わせを指します。
クロメートは、ユニクロ仕上げを構成する重要な後処理工程です。
クロメート処理時の注意点
クロメートでは、以下の点に注意が必要です。
使用環境により耐食寿命が異なる
外観色はロットや条件で変動する
六価クロムは使用制限が厳しい
環境規制・使用条件の確認が不可欠です。
クロメートの主な用途
ボルト・ナット
建築金物
機械部品
自動車・設備部品
量産防錆部品
防錆を目的とする量産部品で広く使われています。
まとめ
クロメートは、亜鉛メッキの防錆性能を高めるために欠かせない後処理です。現在は三価クロムクロメートが標準となっており、防錆性能・コスト・環境対応のバランスに優れた表面処理として、幅広い分野で採用されています。
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