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C5191 Phosphor Bronze (UNS C51900 Equivalent)

C5191 とは?

C5191とは?|汎用性の高いリン青銅(ばね用銅合金)

C5191は、JIS規格で定められた**リン青銅(Phosphor Bronze)**の代表的な材質です。銅(Cu)にスズ(Sn)とリン(P)を添加した銅合金で、ばね性・耐摩耗性・耐疲労性に優れることから、電気部品や機械部品で幅広く使用されています。

リン青銅の中でも特に汎用性が高く、安定した供給実績を持つ材料です。


C5191の特徴

C5191の最大の特徴は、ばね特性と加工性のバランスの良さです。

  • 繰り返し荷重に強い

  • 形状復元性が高い

  • 摩耗しにくく長寿命

C5210ほど硬くはありませんが、その分成形性に優れ、扱いやすい点が特長です。


C5191の性質

C5191は、黄銅よりも強度・硬度が高く、純銅よりも耐久性に優れています。リンの脱酸作用により、組織が安定し、耐疲労性が向上しています。

一方で、以下の点には注意が必要です。

  • 電気伝導率は純銅・黄銅より低い

  • 加工硬化しやすい

  • 切削加工性は快削黄銅ほど良くない

非磁性で、一般環境下での耐食性は良好です。


C5191とC5210の違い

  • C5191ばね性と加工性のバランス型、汎用用途向け

  • C5210より高強度・高ばね性、耐久性重視用途向け

成形性を重視する場合はC5191、ばね性能を最優先する場合はC5210が選定されます。


C5191の加工時の注意点

C5191は加工硬化しやすいため、曲げ加工や打ち抜き加工では割れ対策が重要です。必要に応じて焼鈍(アニール)工程を挟むことで、加工トラブルを防ぐことができます。

切削加工では工具摩耗が進みやすいため、切削条件や工具材質の最適化が求められます。


C5191の主な用途

  • ばね・板ばね

  • 電気接点・端子

  • コネクタ部品

  • 摺動部品

  • 精密機械部品

耐久性と信頼性が求められる分野で多く使用されています。


まとめ

C5191は、リン青銅の中でも汎用性が高く、ばね性・耐摩耗性・加工性のバランスに優れた材料です。高い信頼性が求められる電気部品や機械部品において、非常に使いやすい銅合金といえます。

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