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C2680 (Yellow Brass / 65/35 Brass)

C2680 とは?

C2680とは?|強度と加工性のバランスに優れた黄銅(真鍮)

C2680は、銅(Cu)に亜鉛(Zn)を約36%添加した黄銅(真鍮)で、一般に六四黄銅と呼ばれる材料です。C2600(七三黄銅)よりも強度が高く、C3604(快削黄銅)ほど被削性に特化していないため、板金加工と軽切削の両立が可能なバランス型黄銅として広く使用されています。


C2680の特徴

C2680の最大の特徴は、適度な強度と良好な加工性のバランスです。曲げ加工やプレス加工に対応できる延性を持ちながら、C2600よりも剛性が高く、形状保持性に優れています。

また、黄銅特有の美しい金色の外観を持ち、意匠部品にも適しています。


C2680の性質

C2680は、黄銅の中では中程度の硬さを持ち、塑性加工性と被削性の中間的な性質を示します。非磁性で、一般環境下での耐食性も比較的良好です。

一方で、アンモニア雰囲気など特定環境では応力腐食割れの可能性があるため、使用条件には注意が必要です。


C2680と他黄銅材との違い

  • C2600(七三黄銅)展延性重視、深絞り・曲げ加工向け

  • C2680(六四黄銅)強度と加工性のバランス型、板金+軽切削向け

  • C3604(快削黄銅)被削性最優先、切削加工向け

用途に応じた材質選定が重要です。


C2680の加工時の注意点

C2680は切削加工も可能ですが、切りくずがやや長くなりやすく、大量切削には向きません。板金加工を主体とし、必要に応じて軽切削を行う設計が適しています。

また、表面が変色しやすいため、外観部品では表面処理や保管方法にも配慮が必要です。


C2680の主な用途

  • 板金・プレス部品

  • 電気・電子部品

  • 装飾・意匠部品

  • 機械カバー・筐体部品

  • 軽負荷機械部品

強度と加工性のバランスが求められる分野で使用されています。


まとめ

C2680は、六四黄銅として、強度と加工性のバランスに優れた黄銅材です。塑性加工と軽切削の両立が可能なため、用途の幅が広く、設計自由度の高い材料といえます。

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