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BC6 / CAC406 (85-5-5-5 Leaded Red Brass / Gunmetal)
BC6とは?
BC6とは?|最も一般的な砲金(青銅鋳物)
BC6は、JIS規格で定められた**砲金(青銅鋳物)**の代表的な材質です。銅(Cu)を主成分にスズ(Sn)を添加した合金で、耐摩耗性・耐食性・鋳造性に優れることから、機械部品や配管部品に古くから使用されています。
「砲金といえばBC6」と言われるほど、実績と汎用性の高い材料です。
BC6の特徴
BC6の最大の特徴は、摺動特性と耐久性のバランスです。
摩耗しにくく焼き付きにくい
金属同士の摺動に強い
鋳造性が良く、複雑形状に対応可能
水・油・蒸気環境でも安定
そのため、長時間稼働する機械部品や流体関連部品に適しています。
BC6の性質
BC6は、黄銅(真鍮)よりも強度と耐摩耗性が高く、純銅よりもはるかに機械部品向きの特性を持っています。
非磁性で、耐食性にも優れており、屋内外や水回り用途でも安心して使用できます。
一方で、切削加工性は快削黄銅ほど良くなく 、鋳巣の影響を受ける場合がある点には注意が必要です。
BC6と他砲金材との違い
BC6最も汎用的な砲金、機械部品・配管部品向け
BC3スズ量が少なく、やや軟らかい
CAC406(鉛青銅)耐摩耗性・被削性重視
用途や加工方法によって、砲金材を使い分けることが重要です。
BC6の加工時の注意点
BC6は鋳物材のため、内部に**鋳巣(ピンホール)**が存 在する場合があります。気密性や耐圧性が求められる部品では、設計段階での配慮が必要です。
切削加工では、工具摩耗が進みやすいため、切削条件・工具材質の最適化が求められます。
BC6の主な用途
ブッシュ・軸受
バルブ・コック
ポンプ部品
配管継手
産業機械部品
摩耗・摺動・耐久性が求められる 分野で広く使用されています。
まとめ
BC6は、砲金の中でも最も一般的で実績の多い青銅鋳物材です。加工性よりも耐摩耗性・摺動性・信頼性を重視する機械部品において、非常に扱いやすい材料といえます。
